Archive [ 2011-02- ]
- 映画「太陽の法」 [2011/02/28]
- 大川隆法氏の妻・きょう子氏「夫に悪霊」…提訴で会見 [スポーツ報知] 2011/02/26 [2011/02/26]
- 大川きょう子による名誉毀損訴訟、離婚訴訟に関するコメント=教団発表 [2011/02/26]
- 幸福の科学による自民党支援計画があった=有田芳生 [2011/02/26]
- 大川きょう子「幸福の科学・大川隆法」損害賠償請求訴状概要 [2011/02/26]
- 「幸福の科学」と私の20年前の因縁=Jcast:元木昌彦 [2011/02/26]
- 景山民夫『夢で逢いましょう』=高平哲郎 [2011/02/26]
- インタビュー 「大川隆法 家庭と伝道を語る」抜粋レポート=教団発表 [2011/02/25]
- 幸福の科学大川総裁を妻が提訴 「宗教行為で名誉棄損」 [共同通信] 2011/02/24 [2011/02/25]
- 幸福の科学に賠償請求=総裁夫人、名誉毀損で提訴-東京地裁 [時事通信] 2011/02/24 [2011/02/25]
(ΦωΦ) へ(のへの) http://0w.blog.jp/archives/67257482.html
映画「太陽の法」
2011/02/28 18:22 Category:映画本編・予告編など
(2015/05/29 修整)
太陽之法 1 / 2 (中文字幕 / 日語語音) (幸福科學... 投稿者 vedic2005
太陽之法 2 / 2 (中文字幕 / 日語語音) (幸福科學... 投稿者 vedic2005
CM(0)
(2015/05/29 修整)
太陽之法 1 / 2 (中文字幕 / 日語語音) (幸福科學... 投稿者 vedic2005
太陽之法 2 / 2 (中文字幕 / 日語語音) (幸福科學... 投稿者 vedic2005
CM(0)
大川隆法氏の妻・きょう子氏「夫に悪霊」…提訴で会見 [スポーツ報知] 2011/02/26
2011/02/26 18:15 Category:ニュース
大川隆法氏の妻・きょう子氏「夫に悪霊」…提訴で会見
(2011年2月26日06時02分 スポーツ報知)
宗教団体「幸福の科学」総裁・大川隆法氏の妻・大川きょう子氏(45)が25日、都内で会見を開き、隆法氏と教団に対し、名誉棄損などで、損害賠償1億円を求める訴訟を東京地裁に起こしたことを明らかにした。
きょう子氏側によると、昨年10月、11月に、教団で、きょう子氏の“過去世”とされる文殊菩薩(ぼさつ)の霊を“降臨”させた隆法氏が、“霊言”として、名誉を損なう言葉を語る映像を収録し、信者らに見せたという。きょう子氏は会見で「(隆法氏に)入ったのは悪霊。わたしの守護霊ではない」などと訴えた。教団側は「神聖な宗教行為への言いがかり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している」としている。夫妻は別居中で、財産分与などをめぐり、離婚調停中となっている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110226-OHT1T00051.htm
CM(0)
大川隆法氏の妻・きょう子氏「夫に悪霊」…提訴で会見
(2011年2月26日06時02分 スポーツ報知)
宗教団体「幸福の科学」総裁・大川隆法氏の妻・大川きょう子氏(45)が25日、都内で会見を開き、隆法氏と教団に対し、名誉棄損などで、損害賠償1億円を求める訴訟を東京地裁に起こしたことを明らかにした。
きょう子氏側によると、昨年10月、11月に、教団で、きょう子氏の“過去世”とされる文殊菩薩(ぼさつ)の霊を“降臨”させた隆法氏が、“霊言”として、名誉を損なう言葉を語る映像を収録し、信者らに見せたという。きょう子氏は会見で「(隆法氏に)入ったのは悪霊。わたしの守護霊ではない」などと訴えた。教団側は「神聖な宗教行為への言いがかり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している」としている。夫妻は別居中で、財産分与などをめぐり、離婚調停中となっている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110226-OHT1T00051.htm
CM(0)
大川きょう子による名誉毀損訴訟、離婚訴訟に関するコメント=教団発表
2011/02/26 17:59 Category:宗教法人 幸福の科学
幸福の科学 HappyScienseニュース より
2011/2/25 大川きょう子による名誉毀損訴訟、離婚訴訟に関するコメント
名誉毀損訴訟については訴状が到着していないので詳細は分かりかねますが、神聖な宗教行為への言いがかり、虚偽の風説の流布等で反訴を準備しています。また、信仰を失い、離婚訴訟を起こした者が総裁の妻でいることは絶対にありえません。
なお、大川きょう子は、数々の虚偽の風説を流布したため、22日に教団から永久追放の懲戒処分と
なっています。
http://www.happy-science.jp/medianews/110.html
CM(0)
幸福の科学 HappyScienseニュース より
2011/2/25 大川きょう子による名誉毀損訴訟、離婚訴訟に関するコメント
名誉毀損訴訟については訴状が到着していないので詳細は分かりかねますが、神聖な宗教行為への言いがかり、虚偽の風説の流布等で反訴を準備しています。また、信仰を失い、離婚訴訟を起こした者が総裁の妻でいることは絶対にありえません。
なお、大川きょう子は、数々の虚偽の風説を流布したため、22日に教団から永久追放の懲戒処分と
なっています。
http://www.happy-science.jp/medianews/110.html
CM(0)
幸福の科学による自民党支援計画があった=有田芳生
2011/02/26 17:50 Category:個人ブログ
有田芳生の『酔醒漫録』
2011/02/26
幸福の科学による自民党支援計画があった
2月26日(土)幸福の科学と大川隆法主宰を名誉棄損で訴えた大川きょう子さんの訴状要旨は、すでに昨日紹介したとおりだ。国会から近い都市センターホテルで行われた記者会見。「霊をいまでも信じていますか」などと質問するテレビ局記者もいた。私はこんな質問をした。〈訴状には平成19年に2人の関係に亀裂が入ったが、平成21年に総選挙に出ることで緩和されたとあります。きょう子さんは幸福実現党の党首になり、すぐに解任されました。それはどういう経過で決まったのですか。‥‥
続きはリンク先のブログでどうぞ
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/02/post_ef87.html
CM(0)
有田芳生の『酔醒漫録』
2011/02/26
幸福の科学による自民党支援計画があった
2月26日(土)幸福の科学と大川隆法主宰を名誉棄損で訴えた大川きょう子さんの訴状要旨は、すでに昨日紹介したとおりだ。国会から近い都市センターホテルで行われた記者会見。「霊をいまでも信じていますか」などと質問するテレビ局記者もいた。私はこんな質問をした。〈訴状には平成19年に2人の関係に亀裂が入ったが、平成21年に総選挙に出ることで緩和されたとあります。きょう子さんは幸福実現党の党首になり、すぐに解任されました。それはどういう経過で決まったのですか。‥‥
続きはリンク先のブログでどうぞ
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/02/post_ef87.html
CM(0)
大川きょう子「幸福の科学・大川隆法」損害賠償請求訴状概要
2011/02/26 17:31 Category:個人ブログ
有田芳生の『酔醒漫録』 (ブログ)
2011/02/25
【資料】大川きょう子さん「幸福の科学・大川隆法」損害賠償請求訴状概要
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/02/post_82e2.html
●今回の離婚騒動にいたり、裁判のために、まず最初の文書が何枚も公開されています。それが有田さんのブログにjpg画像で載せてあります。
ツイッター @aritayoshifu 有田芳生
大川きょう子記者会見。テレビ局は、フジ、TBS、日テレ、テレビ東京。記者は20人ほどで少ない。被告は幸福の科学と大川隆法代表。損害賠償額は1億円。 http://twitpic.com/43gqna
CM(0)
有田芳生の『酔醒漫録』 (ブログ)
2011/02/25
【資料】大川きょう子さん「幸福の科学・大川隆法」損害賠償請求訴状概要
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/02/post_82e2.html
●今回の離婚騒動にいたり、裁判のために、まず最初の文書が何枚も公開されています。それが有田さんのブログにjpg画像で載せてあります。
ツイッター @aritayoshifu 有田芳生
大川きょう子記者会見。テレビ局は、フジ、TBS、日テレ、テレビ東京。記者は20人ほどで少ない。被告は幸福の科学と大川隆法代表。損害賠償額は1億円。 http://twitpic.com/43gqna
CM(0)
「幸福の科学」と私の20年前の因縁=Jcast:元木昌彦
2011/02/26 01:16 Category:メディア
Jcast テレビウォッチ 元木昌彦の深読み週刊誌
「空き菅」破れかぶれ解散「6月説」(週刊新潮)と「3月説」(サンデー毎日) から
2011/2/24 17:00
「幸福の科学」と私の20年前の因縁
さて、「週刊文春」と新潮が熱心にやっているが、私が取り上げなかった記事に宗教団体「幸福の科学」の夫婦ゲンカ問題がある。今週も両誌で、大川きょう子総裁夫人が夫と教団のおかしさを告白している。彼女は2月24日に教団を名誉毀損で訴えるというから穏やかではない。
信者数は世界80か国1200万人を自称し、大川隆法総裁が本を書けば、ほとんどがベストセラーの上位に顔を出す。最近では、政界進出も目論んで「幸福実現党」なるものを立ち上げ、400万票集めると豪語したが、23万票しか集められず失笑を買った。
この教団と私との因縁は、きょう子夫人が新潮の前号で触れているが、1991年、私がフライデーの編集長の時に遡る。フライデーで「幸福の科学」を取り上げ、中で大川氏の経歴に触れた箇所が、大川氏と信者たちの怒りを買い、信者たちが講談社社内に大挙乱入し、全国の信者たちからの電話やFAX攻撃で社業が妨害されたのである。
その後、信者で作家の景山民夫氏や歌手の小川知子氏を先頭に、「フライデーを廃刊せよ」というシュプレヒコールをあげ、毎日のように講談社の前でデモを繰り広げた。
夫人によれば、怒った大川総裁は「3日で廃刊にしようと」気勢を上げたが、「次の週もフライデーが出た時の脱力感はすごくありました。あれ、3日で廃刊に追い込めるはずじゃなかったの、と」
私も初めて知ったのだが、その時、教団内部は別のことで教団の電話回線がパンクするほどのクレームが寄せられていたのだ。
「その原因は、出鱈目な伝道(信者獲得)が横行したことです。総裁が信者100万人を目指せといったものの、そう簡単には集まらない。そこで職員たちは同窓会名簿や電話帳を丸写しして、どんどん会員登録していったのです。そこへ教団の雑誌の購読申込書を送れば、『入会した覚えはない』というクレームが山と寄せられるのは当然の流れです」
あきれ果てたというしかないが、それでも、お金を出してくれる信者はだいたい3万人はいるそうだ。その信者たちに1口10万円の植福(お布施)を募り、本やグッズを買わせるから、教団には年間300億円が流れ込む。
夫人は、「今のペースでお布施を集め続けたら、信者が老後の蓄えを全部吐き出してしまって、問題になる」から、総裁に話してくれと教団幹部から頼まれたことがあるという。05年からは株取引にまで手を出したが、結局、損をしたそうだ。
「幸福の科学」は当初、他の新興宗教と違うスマートで緩やかな宗教団体だと思われていた。だが、結局は信者から金を搾り取り、多くの女性を侍らせ、並みの新興宗教団体になっていってしまったのだ。
私がこの問題を取り上げなかったのは、この教団が、自分の予想どおりになったことを自慢しているようにとられるのがイヤだったからだが、私が想像した以上に、夫婦仲も教団内部も危ういようだ。
http://www.j-cast.com/tv/2011/02/24088927.html?p=2
CM(0)
Jcast テレビウォッチ 元木昌彦の深読み週刊誌
「空き菅」破れかぶれ解散「6月説」(週刊新潮)と「3月説」(サンデー毎日) から
2011/2/24 17:00
「幸福の科学」と私の20年前の因縁
さて、「週刊文春」と新潮が熱心にやっているが、私が取り上げなかった記事に宗教団体「幸福の科学」の夫婦ゲンカ問題がある。今週も両誌で、大川きょう子総裁夫人が夫と教団のおかしさを告白している。彼女は2月24日に教団を名誉毀損で訴えるというから穏やかではない。
信者数は世界80か国1200万人を自称し、大川隆法総裁が本を書けば、ほとんどがベストセラーの上位に顔を出す。最近では、政界進出も目論んで「幸福実現党」なるものを立ち上げ、400万票集めると豪語したが、23万票しか集められず失笑を買った。
この教団と私との因縁は、きょう子夫人が新潮の前号で触れているが、1991年、私がフライデーの編集長の時に遡る。フライデーで「幸福の科学」を取り上げ、中で大川氏の経歴に触れた箇所が、大川氏と信者たちの怒りを買い、信者たちが講談社社内に大挙乱入し、全国の信者たちからの電話やFAX攻撃で社業が妨害されたのである。
その後、信者で作家の景山民夫氏や歌手の小川知子氏を先頭に、「フライデーを廃刊せよ」というシュプレヒコールをあげ、毎日のように講談社の前でデモを繰り広げた。
夫人によれば、怒った大川総裁は「3日で廃刊にしようと」気勢を上げたが、「次の週もフライデーが出た時の脱力感はすごくありました。あれ、3日で廃刊に追い込めるはずじゃなかったの、と」
私も初めて知ったのだが、その時、教団内部は別のことで教団の電話回線がパンクするほどのクレームが寄せられていたのだ。
「その原因は、出鱈目な伝道(信者獲得)が横行したことです。総裁が信者100万人を目指せといったものの、そう簡単には集まらない。そこで職員たちは同窓会名簿や電話帳を丸写しして、どんどん会員登録していったのです。そこへ教団の雑誌の購読申込書を送れば、『入会した覚えはない』というクレームが山と寄せられるのは当然の流れです」
あきれ果てたというしかないが、それでも、お金を出してくれる信者はだいたい3万人はいるそうだ。その信者たちに1口10万円の植福(お布施)を募り、本やグッズを買わせるから、教団には年間300億円が流れ込む。
夫人は、「今のペースでお布施を集め続けたら、信者が老後の蓄えを全部吐き出してしまって、問題になる」から、総裁に話してくれと教団幹部から頼まれたことがあるという。05年からは株取引にまで手を出したが、結局、損をしたそうだ。
「幸福の科学」は当初、他の新興宗教と違うスマートで緩やかな宗教団体だと思われていた。だが、結局は信者から金を搾り取り、多くの女性を侍らせ、並みの新興宗教団体になっていってしまったのだ。
私がこの問題を取り上げなかったのは、この教団が、自分の予想どおりになったことを自慢しているようにとられるのがイヤだったからだが、私が想像した以上に、夫婦仲も教団内部も危ういようだ。
http://www.j-cast.com/tv/2011/02/24088927.html?p=2
CM(0)
景山民夫『夢で逢いましょう』=高平哲郎
2011/02/26 00:49 Category:メディア
(前半省略)
ニュースも終わりに近づいたので、そろそろ寝ようと寝返りを打った。
「いま入ったニュースです。世田谷区在住の直木賞作家」
悪い予感がして体を起こしてテレビの前に座った。
「景山民夫さん宅で火災が起こり、景山さんは意識不明の重体と伝えられています。繰り返してお伝えします……」
立ち上がって妻を呼んだ。
「民夫が火事で重体だって言ってるぞ! すぐに行かなくちゃ!」
と言ってもどこで誰に聞いたらいいのかもわからない。実は最近は彼の連絡先さえ知らないのだ。妻は取りあえずと言って前のかみさんのおうまの携帯に電話した。おうまは駒沢の病院に向かう車の中にいた。あわてて着替えて妻と車に乗った。
「意識不明って言ってたけど大丈夫だろう」
環七に出たときそうつぶやいた。
「あいつが死ぬわけないもんな」
246を曲がるときもつぶやいた。
救急の入り口で面倒だからと家族を名乗って案内されたのは、臨終の患者の家族が通されるような狭い待合室だった。おうまと長女がいた。二人とも冷静だった。受験勉強中の長男はファミレスで勉強中らしく連絡が取れない。
「お医者様のお話だと、いま蘇生手術をしているんですって。一酸化炭素を吸っちゃったらしいのよ」
待つしかなかった。いい報告を待つしかなかった。入ってきたドアの向こうにもドアがある。そのドアの廊下を隔てた部屋に民夫がいる。何度かそのドアが開いてあわただしく看護婦が中をのぞき、なにも言わずに閉めてしまう。ぼくはコメディ映画でダイナマイトをつかまされた男のように、チリチリの頭にすすだらけの顔をした民夫がドアを開けて入ってきて、バッタリ倒れてみせる絵を想像していた。ドアが次に開いて、入ってきたのは白衣の医者だった。全員がすがるような目で見た。
「ご家族の方は?」
「前の奥さんと本人の長女です」
おうまが自己紹介しかねていたのでぼくがフォローした。
「火傷の方はそんなに重度ではないんですが、一酸化炭素を吸っていますんで難しいところですが、まだ蘇生の手当は続けています」
わかる範囲でいいからと言われて、長女に書類の記入方法を教えてから医者はドアの向こうに消えた。十分ほどして同じ医者が戻ってきた。
「ご臨終です」
時計を見て時間を告げた。一時前だったと思う。
ぼくらは初めてドアの向こう側に行った。通された部屋の中央に置かれた移動用ベッドに大きな体があった。民夫は顔だけを出して、身体は白いシーツに包まれていた。部屋は火事場の後の臭いがした。この臭い、一生忘れないだろうなという思いが頭をよぎった。髪はシャワーを浴びてきたような濡れ方をしていたが、多少すすをつけた顔に火傷はなかった。長女が父親の髪を撫でた後で、ぼくはそっと民夫の頬に触れた。
安置室に移すために、ぼくらはさっきの待合室に戻された。よれたスーツの二人の男がぼくらを待つようにしていた。戻った部屋は、なんだかぼくらに馴染んできたような気がしたのは彼らが侵入者に見えたせいだろう。病院の事務関係の人かと思ったら警察手帳を出された。奥さんは別の病院に運ばれたが軽傷だと聞いた。
男たちが帰ると、看護婦に安置室に案内された。そこはさっきの部屋の三つ隣りだった。ここならなにも移す必要がないのに。やがて長男が到着した。彼も冷静だったが、ショックで顔が青ざめている。無言のままぼくたちは扉側に四人並んで立っていた。妻がたばこを吸いに出て行った。ぼくも電話をかけに廊下に出た。
長い廊下の突き当たりから小走りで向かって来る数人の陰があった。先頭は民夫と一緒に出版社の前でシュプレヒコールをしていた女優だった。ぼくは電話を止めて応対することにした。家族の許可を受けて女優ともう一人の男だけが安置室に入った。入るとすぐに男性が民夫の腹の上に小さな本を乗せた。
「どなたなんですか?」
長女がきつい目をして低くしっかりした声で言った。もちろん長女はこの女性が誰だかを知っていたに違いない。ぼくはその場を取り繕うように民夫の友人だと説明した。女優は部屋の天井を見てこう言った。
「そう、ここよ、あたしは見たわ。この部屋で景山さんが亡くなったときに天井を天使が舞っていたのよ」
「父が息を引きとったのはこの部屋じゃありません」
長女は毅然とした態度で言った。女優は聞こえない振りをして、なにやら連れの男性と打ち合わせを始めた。
「後のことは私たちがしますから」
女優がそう言うと、長女は、
「葬式は私がします」
思わず女優が目を逸らすほどの敵意を含んだ鋭い視線で言い切った。
「そういうことはいまの奥さんが考えるんだからね」
妻が長女の肩を抱いてそう言った。
女優たちはその場を離れ一緒に来た人たちと廊下で合流した。
やがて民夫は成城署に運ばれることになったという知らせが来た。
おうまは長男の運転で帰宅し、ぼくと妻は長女と成城に行くことになった。
成城署の前は報道陣でごった返していた。廊下の椅子に三人で座っていたが、再び民夫に会えるわけでもないらしく、時間が経つにつれてだんだん居心地が悪くなった。
「高平さんと娘さんはいらっしゃいますか」
「はい」
ぼくは立ち上がった。待合室で順番を待つ患者の心境だった。部屋にある十数個の木製の事務机の一つの側に奥さんが座っていた。達観したような優しい微笑みを浮かべてぼくら三人を見た。それから長女に、
「ごめんね」と一言言った。
かける言葉も見つからなかったが妻が「無事でよかったわね」と声をかけた。
報道陣を避けるようにして車に乗った。車中ではしばらく無言が続いたが、もうちょっとで長女の家に着くころ、ようやく長女が沈黙を破った。
「やっと父が私たちのもとに戻って来たような気がします。いまは、葬式なんて形式だからどこがやってもいいって気になってきました」
笑顔でそう言った。しっかりしたいい娘だ。
通夜の晩に家に戻るとK書店の編集者から電話で弔辞を頼まれた。ぼくなんかよりふさわしい人がいるだろうからと断ると「奥様のたってのお願いで、高平さん一人だけに弔辞を呼んで貰いたいと頼まれましたので」と言われてしまった。
出棺の前にぼくは妻と先に会場を抜け出し火葬場に行くため駐車場に向かった。出口の大きな柱の陰にいた集団に名前を呼ばれた。振り向くと中学高校の懐かしい同級生の顔だった。どの顔も「高平、つらいだろうな」と気遣う優しい顔をしてくれていた。ぼくは立ち止まらずに軽く手を挙げて走ってその場を離れた。
棺が鉄の扉の向こうに消えたとき、民夫の両親の後ろ姿がもっとも寂しそうに見えた。民夫と同じくらいの背丈の大きな背中は、まだ現役の警察官のように背筋がまっすぐ伸びていた。その隣りにはさっきぼくに「民夫は最後まで高平君に世話をかけてしまいましたねぇ」と言った母親の小さく丸まった背中があった。大きな背中はこれで勤めは終わったんだと言い、小さな背中は大きな背中をいたわるようだった。
民夫の新旧の家族に会えたお陰で、長女が言うように久しぶりに懐かしい彼が帰ってきた気がした。民夫は中学一年でつきあい始めたころと全く同じいいやつの印象を残してぼくの前から消えた。ぼくの読んだ弔辞は「夢で逢いましょう」で結んだ。それは中学生だったぼくらが毎週見ていた大好きなバラエティ番組のタイトルだった。
http://web.archive.org/web/20030430034012/http://www.shobunsha.co.jp/html/takahira-2/05.html
○高平哲郎(たかひら・てつお)
1947年東京生まれ。一橋大学社会学部卒業。広告代理店、雑誌『宝島』編集部をへてフリーランスとなる。74年より、アイランズ主宰。テレビ番組の構成、ステージ・ショー、芝居等の演出、および編集者として活躍。著書に、『星にスイングすれば』『話は映画ではじまった PART1男編』『同 PART2女編』『スタンダップ・コメディの勉強』(以上晶文社)、『みんな不良少年だった』(河出文庫)、『由利徹が行く』(白水社)などがある。
CM(2)
(前半省略)
ニュースも終わりに近づいたので、そろそろ寝ようと寝返りを打った。
「いま入ったニュースです。世田谷区在住の直木賞作家」
悪い予感がして体を起こしてテレビの前に座った。
「景山民夫さん宅で火災が起こり、景山さんは意識不明の重体と伝えられています。繰り返してお伝えします……」
立ち上がって妻を呼んだ。
「民夫が火事で重体だって言ってるぞ! すぐに行かなくちゃ!」
と言ってもどこで誰に聞いたらいいのかもわからない。実は最近は彼の連絡先さえ知らないのだ。妻は取りあえずと言って前のかみさんのおうまの携帯に電話した。おうまは駒沢の病院に向かう車の中にいた。あわてて着替えて妻と車に乗った。
「意識不明って言ってたけど大丈夫だろう」
環七に出たときそうつぶやいた。
「あいつが死ぬわけないもんな」
246を曲がるときもつぶやいた。
救急の入り口で面倒だからと家族を名乗って案内されたのは、臨終の患者の家族が通されるような狭い待合室だった。おうまと長女がいた。二人とも冷静だった。受験勉強中の長男はファミレスで勉強中らしく連絡が取れない。
「お医者様のお話だと、いま蘇生手術をしているんですって。一酸化炭素を吸っちゃったらしいのよ」
待つしかなかった。いい報告を待つしかなかった。入ってきたドアの向こうにもドアがある。そのドアの廊下を隔てた部屋に民夫がいる。何度かそのドアが開いてあわただしく看護婦が中をのぞき、なにも言わずに閉めてしまう。ぼくはコメディ映画でダイナマイトをつかまされた男のように、チリチリの頭にすすだらけの顔をした民夫がドアを開けて入ってきて、バッタリ倒れてみせる絵を想像していた。ドアが次に開いて、入ってきたのは白衣の医者だった。全員がすがるような目で見た。
「ご家族の方は?」
「前の奥さんと本人の長女です」
おうまが自己紹介しかねていたのでぼくがフォローした。
「火傷の方はそんなに重度ではないんですが、一酸化炭素を吸っていますんで難しいところですが、まだ蘇生の手当は続けています」
わかる範囲でいいからと言われて、長女に書類の記入方法を教えてから医者はドアの向こうに消えた。十分ほどして同じ医者が戻ってきた。
「ご臨終です」
時計を見て時間を告げた。一時前だったと思う。
ぼくらは初めてドアの向こう側に行った。通された部屋の中央に置かれた移動用ベッドに大きな体があった。民夫は顔だけを出して、身体は白いシーツに包まれていた。部屋は火事場の後の臭いがした。この臭い、一生忘れないだろうなという思いが頭をよぎった。髪はシャワーを浴びてきたような濡れ方をしていたが、多少すすをつけた顔に火傷はなかった。長女が父親の髪を撫でた後で、ぼくはそっと民夫の頬に触れた。
安置室に移すために、ぼくらはさっきの待合室に戻された。よれたスーツの二人の男がぼくらを待つようにしていた。戻った部屋は、なんだかぼくらに馴染んできたような気がしたのは彼らが侵入者に見えたせいだろう。病院の事務関係の人かと思ったら警察手帳を出された。奥さんは別の病院に運ばれたが軽傷だと聞いた。
男たちが帰ると、看護婦に安置室に案内された。そこはさっきの部屋の三つ隣りだった。ここならなにも移す必要がないのに。やがて長男が到着した。彼も冷静だったが、ショックで顔が青ざめている。無言のままぼくたちは扉側に四人並んで立っていた。妻がたばこを吸いに出て行った。ぼくも電話をかけに廊下に出た。
長い廊下の突き当たりから小走りで向かって来る数人の陰があった。先頭は民夫と一緒に出版社の前でシュプレヒコールをしていた女優だった。ぼくは電話を止めて応対することにした。家族の許可を受けて女優ともう一人の男だけが安置室に入った。入るとすぐに男性が民夫の腹の上に小さな本を乗せた。
「どなたなんですか?」
長女がきつい目をして低くしっかりした声で言った。もちろん長女はこの女性が誰だかを知っていたに違いない。ぼくはその場を取り繕うように民夫の友人だと説明した。女優は部屋の天井を見てこう言った。
「そう、ここよ、あたしは見たわ。この部屋で景山さんが亡くなったときに天井を天使が舞っていたのよ」
「父が息を引きとったのはこの部屋じゃありません」
長女は毅然とした態度で言った。女優は聞こえない振りをして、なにやら連れの男性と打ち合わせを始めた。
「後のことは私たちがしますから」
女優がそう言うと、長女は、
「葬式は私がします」
思わず女優が目を逸らすほどの敵意を含んだ鋭い視線で言い切った。
「そういうことはいまの奥さんが考えるんだからね」
妻が長女の肩を抱いてそう言った。
女優たちはその場を離れ一緒に来た人たちと廊下で合流した。
やがて民夫は成城署に運ばれることになったという知らせが来た。
おうまは長男の運転で帰宅し、ぼくと妻は長女と成城に行くことになった。
成城署の前は報道陣でごった返していた。廊下の椅子に三人で座っていたが、再び民夫に会えるわけでもないらしく、時間が経つにつれてだんだん居心地が悪くなった。
「高平さんと娘さんはいらっしゃいますか」
「はい」
ぼくは立ち上がった。待合室で順番を待つ患者の心境だった。部屋にある十数個の木製の事務机の一つの側に奥さんが座っていた。達観したような優しい微笑みを浮かべてぼくら三人を見た。それから長女に、
「ごめんね」と一言言った。
かける言葉も見つからなかったが妻が「無事でよかったわね」と声をかけた。
報道陣を避けるようにして車に乗った。車中ではしばらく無言が続いたが、もうちょっとで長女の家に着くころ、ようやく長女が沈黙を破った。
「やっと父が私たちのもとに戻って来たような気がします。いまは、葬式なんて形式だからどこがやってもいいって気になってきました」
笑顔でそう言った。しっかりしたいい娘だ。
通夜の晩に家に戻るとK書店の編集者から電話で弔辞を頼まれた。ぼくなんかよりふさわしい人がいるだろうからと断ると「奥様のたってのお願いで、高平さん一人だけに弔辞を呼んで貰いたいと頼まれましたので」と言われてしまった。
出棺の前にぼくは妻と先に会場を抜け出し火葬場に行くため駐車場に向かった。出口の大きな柱の陰にいた集団に名前を呼ばれた。振り向くと中学高校の懐かしい同級生の顔だった。どの顔も「高平、つらいだろうな」と気遣う優しい顔をしてくれていた。ぼくは立ち止まらずに軽く手を挙げて走ってその場を離れた。
棺が鉄の扉の向こうに消えたとき、民夫の両親の後ろ姿がもっとも寂しそうに見えた。民夫と同じくらいの背丈の大きな背中は、まだ現役の警察官のように背筋がまっすぐ伸びていた。その隣りにはさっきぼくに「民夫は最後まで高平君に世話をかけてしまいましたねぇ」と言った母親の小さく丸まった背中があった。大きな背中はこれで勤めは終わったんだと言い、小さな背中は大きな背中をいたわるようだった。
民夫の新旧の家族に会えたお陰で、長女が言うように久しぶりに懐かしい彼が帰ってきた気がした。民夫は中学一年でつきあい始めたころと全く同じいいやつの印象を残してぼくの前から消えた。ぼくの読んだ弔辞は「夢で逢いましょう」で結んだ。それは中学生だったぼくらが毎週見ていた大好きなバラエティ番組のタイトルだった。
http://web.archive.org/web/20030430034012/http://www.shobunsha.co.jp/html/takahira-2/05.html
○高平哲郎(たかひら・てつお)
1947年東京生まれ。一橋大学社会学部卒業。広告代理店、雑誌『宝島』編集部をへてフリーランスとなる。74年より、アイランズ主宰。テレビ番組の構成、ステージ・ショー、芝居等の演出、および編集者として活躍。著書に、『星にスイングすれば』『話は映画ではじまった PART1男編』『同 PART2女編』『スタンダップ・コメディの勉強』(以上晶文社)、『みんな不良少年だった』(河出文庫)、『由利徹が行く』(白水社)などがある。
CM(2)
インタビュー 「大川隆法 家庭と伝道を語る」抜粋レポート=教団発表
2011/02/25 00:25 Category:リバティweb・幸福の科学出版
『The Liberty web』 より
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1387
インタビュー 「大川隆法 家庭と伝道を語る」抜粋レポート
2011.02.24
私は信者との約束を守りたい
大川総裁は2月21日、教団総合本部において公開インタビュー「大川隆法 家庭と伝道を語る」を行い、今回の問題について答えた。以下にその発言要旨を編集部が整理してレポートする。
(きょう子氏からの一連の非難について)
・基本的には財産的な問題ではないかと思います。自分のこれまでの貢献に比して、教団側の処遇が不十分であると考えているのでしょう。
・私自身は、教団の財産はすべてお布施を預かったものであり、個人のものではないと認識していますが、(きょう子氏は)個人のものと考えており、半分は自分のものだと思っているようです。
(教団でのきょう子氏の立場について)
・昨年10月に向こうが弁護士を立てた時点で、もはや会内の人間とは認められないと判断し、教団の名誉相談役を辞めてもらいました。
(教団の財産について)
・以前は、私には印税などの収入も入っていましたが(注)、教団が昔、財政危機を経験したこともあるので、万一、資金ショートが起きないようにバッファーするつもりで貯金しています。近年は学園事業などの教団事業にも寄付しており、こうした財産を個人のものとは考えていません。
(注)現在は全額寄付されている。
(きょう子氏守護霊の霊言について)
・家内は訴訟で解決しようとしていますが、私は信者さんの理解を得ることが大事だと考えたので、真実を明らかにするために本人の守護霊との対話(「文殊の霊言①②」)を収録して公開しました。
・本人はそれを名誉毀損だとして1億円の訴訟を打とうとしているのですが、これは事実をばらされたから怒ったのだと思います。名誉毀損というのは、事実の証明があれば成り立たないものです。事実そのものだから怒ったのです。分派して文殊教団のようなものを作る構想を持っているようでしたので、偽文殊であることが明らかにされて困っているのです。
(家庭の状況について)
・家庭を守っているのは私で、家内は主人の許可もなく年に2ヶ月ほど家を空けて海外へ行くなどし、子供を放り出している状態でした。
(ご子息について)
・家内は5人の子供たちを自宅(注)に連れていくつもりでいたようですが、誰もついていきませんでした。
・「父親は仕事をしているが、母親はしていない。仕事をしている人を支えなかったら、教団が潰れてしまう」という意見で子供たちは全員一致していたので、(教祖殿である)大悟館から自分たちは出ないという結論でした。
(注)現在は教団に寄付され、教団施設になっている。
(今回の霊言が親子仲を悪くしたという主張について)
・まったくの嘘であり、ずっと以前から関係は良くないです。
・長男は一昨年、「母親に対して甘すぎる。夫婦間のけじめをつけて離婚しろ」ということを私に言ってきましたし、他の子供たちも中学生くらいから批判的な意識は持っていました。
・家内は長男のことも小学校に上がる前から相当いじめていたので、それを見ていた他の子供たちは「あれは児童虐待だ」と言っていたくらいです。
(秘書について)
・初期の頃は、家内も仕事面で貢献したところはあったのですが、途中から能力的に足りなくなってきました。
・それでも本人は仕事を手伝うスタイルのほうを取りたくて、子供の世話や家事を秘書に全部任せるようになりました。
・週刊誌に対しては、まるで私が奥さんの代理として秘書を入れているかのように言って攻めてきていますが、実際は家事等をするのが嫌で、楽をするために家内が自分でつくった体制なのです。
(きょう子氏の公私混同について)
・会社的に見れば、社長業に当たる部分に介入しすぎるところに問題がありました。例えば理事長の首の挿げ替えまで勝手にやり始めましたから、これはやりすぎです。教団の財産面にも口を出して運用させたりしていたので、これはもう引っ込めないといけないと判断しました。
・「言うことを聞かなかったら離婚するぞ」という脅しをいつもかけてきたのですが、これではどこの会社の社長でも大変でしょう。
・家内はだんだん公よりも私のほうが優先してきましたし、逆に私のほうが家内のスケジュールの隙を見て仕事している状態で、公式行事はできなくなっていきました。
(霊言によって教団の運営や家庭内を混乱させたという主張について)
・家内は私が受ける霊言の内容について、自分が審神者(さにわ 注)として判断しているつもりでいたようです。
・しかし、家内がいなくなっても教団はしっかり運営されているので、それは事実ではないということです。私はいろんな意見を聞きますが、最終的には自分で判断をしています。普通の霊能者と違って、私はこの世の実務や運営ができるのです。
(注)霊人が語った内容について、その正否や真意を解釈して判断を下せる者。
(全国巡錫について)
・私が巡錫(注)を始めた理由は、霊示でも何でもありません。07年の5月頃に大阪の教団施設を視察に行ったとき、平日にもかかわらず、それを知った信者のみなさんが200人くらい集まってきたのを見て、「こんなに自分は仕事をしてなかったのか」と反省しきりだったのです。
・「全国の会員さんに一回は会いたいな。せっかく信者になったのに、総裁に一度も会ったことがなく、直接話を聞いたこともないのは残念だろうな」と思って始めたのです。
(注)錫杖を持って巡行する意から、僧が各地をめぐり歩いて教えを弘めること。大川総裁は全国の支部・精舎を巡錫し説法を続けている。
(巡錫への反対について)
・家内は基本的に信仰心がなく、宗教家の仕事を理解していなかったため、教団経営については20数年前から正反対の考え方をいつもしていました。「支部巡錫して信者さんに会うとずいぶん喜んでくれる」と言っても「そんなのは支部長の仕事だ」という考えでしたね。
・それで私が忙しくなったために、自分へのサービスが減ったと言って怒り、「離婚するぞ」「自殺するぞ」と脅しをかけてきているのです。
(巡錫での秘書の役割について)
・巡錫には男性の秘書しか連れて行ってはいけないと言うのですが、やはり男性に向いている仕事と女性に向いている仕事があります。
・きちんとした行事をするには、男女共にいろんなタイプの人を連れて行かないと難しいのです。衣装や化粧、備品などについては、男性だけでは神経が行き届かないので、女性がいないとできないのです。それに嫉妬されると行事になりません。
(仕事への理解について)
・初期の規模が小さい頃は一緒にやれても、組織が大きくなったら身を引かなくてはいけないのですが、家内は自分で仕切れないと沽券にかかわるので、秘書がやるのを許しませんでした。
・ハワイに巡錫したときも、結局秘書は一人も付けさせませんでしたから、秘書機能を理解していません。事実上、10年ぐらいは総合本部と東京正心館以外での講演は潰れていました。
・伝道は宗教家の基本ですので、伝道できないぐらいなら奥さんをもらわないのが一番です。やはり結婚によってそこまで縛るのは度が過ぎていると思います。
・生まれ育った環境をまねした面も一部あるので、同情の余地はあるのですが、私とは勉強量に相当差がありましたし、大きな組織の運営について学べなかったのです。
(きょう子氏の今後について)
・支部巡錫している間に、子供たちを集めて夫の悪口を言い聞かせるなど、夫が最も大変な時期に背後から銃弾を撃ってくるような方ですから、やはり女性の鏡にするには申し訳ない状態です。
・どうせ「エル・カンターレが地球の光」と言っても否定するだろうし、認めないでしょうから、これが奥さんでは信者さんが気の毒です。もうけじめが必要だと考えています。
・こちらは離婚届を渡して「私は信者との約束のほうを優先しますので、気に入らなかったら好きにしてください」と言っています。
(訴訟について)
・そもそも結婚は神社仏閣や教会で結婚式を挙げて決めるものであって、裁判所で結婚式や離婚式をやるものではありません。役所の手続きはこの世の問題ですから、結婚も離婚も宗教団体の中で判断した時点で、本当は成立していると私は思います。世間法やマスコミが入ってきて決めるようなことではなく、入ってくること自体が穢れだと思います。
(信者へのメッセージ)
・信者の皆さんには迷惑をかけて申し訳ないと思っていますが、宗教的にはもはや夫婦ではないと思っております。私はただ真理の探究をしているだけですから、二人で歩めないならば一人で行くつもりです。
・信仰なき者は去るべきだと思います。妻なる立場で信者を惑わす罪、和合僧破壊の罪を犯すならば離縁するのは当然です。少なくとも、教団施設に住みながら週刊誌を通して教団を攻撃し、名誉毀損の訴訟で脅してくるというのは教団追放の罪に値します。
・私自身は、命の限り自分の仕事をまっとうしたいと思っています。信者との約束を守るために倒れるまで戦います。
CM(0)
『The Liberty web』 より
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1387
インタビュー 「大川隆法 家庭と伝道を語る」抜粋レポート
2011.02.24
私は信者との約束を守りたい
大川総裁は2月21日、教団総合本部において公開インタビュー「大川隆法 家庭と伝道を語る」を行い、今回の問題について答えた。以下にその発言要旨を編集部が整理してレポートする。
(きょう子氏からの一連の非難について)
・基本的には財産的な問題ではないかと思います。自分のこれまでの貢献に比して、教団側の処遇が不十分であると考えているのでしょう。
・私自身は、教団の財産はすべてお布施を預かったものであり、個人のものではないと認識していますが、(きょう子氏は)個人のものと考えており、半分は自分のものだと思っているようです。
(教団でのきょう子氏の立場について)
・昨年10月に向こうが弁護士を立てた時点で、もはや会内の人間とは認められないと判断し、教団の名誉相談役を辞めてもらいました。
(教団の財産について)
・以前は、私には印税などの収入も入っていましたが(注)、教団が昔、財政危機を経験したこともあるので、万一、資金ショートが起きないようにバッファーするつもりで貯金しています。近年は学園事業などの教団事業にも寄付しており、こうした財産を個人のものとは考えていません。
(注)現在は全額寄付されている。
(きょう子氏守護霊の霊言について)
・家内は訴訟で解決しようとしていますが、私は信者さんの理解を得ることが大事だと考えたので、真実を明らかにするために本人の守護霊との対話(「文殊の霊言①②」)を収録して公開しました。
・本人はそれを名誉毀損だとして1億円の訴訟を打とうとしているのですが、これは事実をばらされたから怒ったのだと思います。名誉毀損というのは、事実の証明があれば成り立たないものです。事実そのものだから怒ったのです。分派して文殊教団のようなものを作る構想を持っているようでしたので、偽文殊であることが明らかにされて困っているのです。
(家庭の状況について)
・家庭を守っているのは私で、家内は主人の許可もなく年に2ヶ月ほど家を空けて海外へ行くなどし、子供を放り出している状態でした。
(ご子息について)
・家内は5人の子供たちを自宅(注)に連れていくつもりでいたようですが、誰もついていきませんでした。
・「父親は仕事をしているが、母親はしていない。仕事をしている人を支えなかったら、教団が潰れてしまう」という意見で子供たちは全員一致していたので、(教祖殿である)大悟館から自分たちは出ないという結論でした。
(注)現在は教団に寄付され、教団施設になっている。
(今回の霊言が親子仲を悪くしたという主張について)
・まったくの嘘であり、ずっと以前から関係は良くないです。
・長男は一昨年、「母親に対して甘すぎる。夫婦間のけじめをつけて離婚しろ」ということを私に言ってきましたし、他の子供たちも中学生くらいから批判的な意識は持っていました。
・家内は長男のことも小学校に上がる前から相当いじめていたので、それを見ていた他の子供たちは「あれは児童虐待だ」と言っていたくらいです。
(秘書について)
・初期の頃は、家内も仕事面で貢献したところはあったのですが、途中から能力的に足りなくなってきました。
・それでも本人は仕事を手伝うスタイルのほうを取りたくて、子供の世話や家事を秘書に全部任せるようになりました。
・週刊誌に対しては、まるで私が奥さんの代理として秘書を入れているかのように言って攻めてきていますが、実際は家事等をするのが嫌で、楽をするために家内が自分でつくった体制なのです。
(きょう子氏の公私混同について)
・会社的に見れば、社長業に当たる部分に介入しすぎるところに問題がありました。例えば理事長の首の挿げ替えまで勝手にやり始めましたから、これはやりすぎです。教団の財産面にも口を出して運用させたりしていたので、これはもう引っ込めないといけないと判断しました。
・「言うことを聞かなかったら離婚するぞ」という脅しをいつもかけてきたのですが、これではどこの会社の社長でも大変でしょう。
・家内はだんだん公よりも私のほうが優先してきましたし、逆に私のほうが家内のスケジュールの隙を見て仕事している状態で、公式行事はできなくなっていきました。
(霊言によって教団の運営や家庭内を混乱させたという主張について)
・家内は私が受ける霊言の内容について、自分が審神者(さにわ 注)として判断しているつもりでいたようです。
・しかし、家内がいなくなっても教団はしっかり運営されているので、それは事実ではないということです。私はいろんな意見を聞きますが、最終的には自分で判断をしています。普通の霊能者と違って、私はこの世の実務や運営ができるのです。
(注)霊人が語った内容について、その正否や真意を解釈して判断を下せる者。
(全国巡錫について)
・私が巡錫(注)を始めた理由は、霊示でも何でもありません。07年の5月頃に大阪の教団施設を視察に行ったとき、平日にもかかわらず、それを知った信者のみなさんが200人くらい集まってきたのを見て、「こんなに自分は仕事をしてなかったのか」と反省しきりだったのです。
・「全国の会員さんに一回は会いたいな。せっかく信者になったのに、総裁に一度も会ったことがなく、直接話を聞いたこともないのは残念だろうな」と思って始めたのです。
(注)錫杖を持って巡行する意から、僧が各地をめぐり歩いて教えを弘めること。大川総裁は全国の支部・精舎を巡錫し説法を続けている。
(巡錫への反対について)
・家内は基本的に信仰心がなく、宗教家の仕事を理解していなかったため、教団経営については20数年前から正反対の考え方をいつもしていました。「支部巡錫して信者さんに会うとずいぶん喜んでくれる」と言っても「そんなのは支部長の仕事だ」という考えでしたね。
・それで私が忙しくなったために、自分へのサービスが減ったと言って怒り、「離婚するぞ」「自殺するぞ」と脅しをかけてきているのです。
(巡錫での秘書の役割について)
・巡錫には男性の秘書しか連れて行ってはいけないと言うのですが、やはり男性に向いている仕事と女性に向いている仕事があります。
・きちんとした行事をするには、男女共にいろんなタイプの人を連れて行かないと難しいのです。衣装や化粧、備品などについては、男性だけでは神経が行き届かないので、女性がいないとできないのです。それに嫉妬されると行事になりません。
(仕事への理解について)
・初期の規模が小さい頃は一緒にやれても、組織が大きくなったら身を引かなくてはいけないのですが、家内は自分で仕切れないと沽券にかかわるので、秘書がやるのを許しませんでした。
・ハワイに巡錫したときも、結局秘書は一人も付けさせませんでしたから、秘書機能を理解していません。事実上、10年ぐらいは総合本部と東京正心館以外での講演は潰れていました。
・伝道は宗教家の基本ですので、伝道できないぐらいなら奥さんをもらわないのが一番です。やはり結婚によってそこまで縛るのは度が過ぎていると思います。
・生まれ育った環境をまねした面も一部あるので、同情の余地はあるのですが、私とは勉強量に相当差がありましたし、大きな組織の運営について学べなかったのです。
(きょう子氏の今後について)
・支部巡錫している間に、子供たちを集めて夫の悪口を言い聞かせるなど、夫が最も大変な時期に背後から銃弾を撃ってくるような方ですから、やはり女性の鏡にするには申し訳ない状態です。
・どうせ「エル・カンターレが地球の光」と言っても否定するだろうし、認めないでしょうから、これが奥さんでは信者さんが気の毒です。もうけじめが必要だと考えています。
・こちらは離婚届を渡して「私は信者との約束のほうを優先しますので、気に入らなかったら好きにしてください」と言っています。
(訴訟について)
・そもそも結婚は神社仏閣や教会で結婚式を挙げて決めるものであって、裁判所で結婚式や離婚式をやるものではありません。役所の手続きはこの世の問題ですから、結婚も離婚も宗教団体の中で判断した時点で、本当は成立していると私は思います。世間法やマスコミが入ってきて決めるようなことではなく、入ってくること自体が穢れだと思います。
(信者へのメッセージ)
・信者の皆さんには迷惑をかけて申し訳ないと思っていますが、宗教的にはもはや夫婦ではないと思っております。私はただ真理の探究をしているだけですから、二人で歩めないならば一人で行くつもりです。
・信仰なき者は去るべきだと思います。妻なる立場で信者を惑わす罪、和合僧破壊の罪を犯すならば離縁するのは当然です。少なくとも、教団施設に住みながら週刊誌を通して教団を攻撃し、名誉毀損の訴訟で脅してくるというのは教団追放の罪に値します。
・私自身は、命の限り自分の仕事をまっとうしたいと思っています。信者との約束を守るために倒れるまで戦います。
CM(0)
幸福の科学大川総裁を妻が提訴 「宗教行為で名誉棄損」 [共同通信] 2011/02/24
2011/02/25 00:20 Category:ニュース
幸福の科学大川総裁を妻が提訴 「宗教行為で名誉棄損」
2011/02/24 22:07 【共同通信】
宗教法人「幸福の科学」(東京)の大川隆法総裁による信者向けの発言で名誉を傷付けられたとして、妻きょう子氏が24日、大川総裁と教団に計1億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
きょう子氏は既に、東京家裁に離婚を申し立てている。
きょう子氏の代理人弁護士によると、教団は昨年秋以降、大川総裁が「霊言」と呼ばれる宗教行為を通じてきょう子氏を誹謗中傷した内容が含まれるDVDの映像をセミナーなどで信者らに見せた、などとしている。
幸福の科学広報局は「神聖な宗教行為への言い掛かり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している」とコメントしている。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000898.html
●もっと知りたい ニュースの「言葉」
名誉棄損(2008年2月29日)個人や法人の名誉を違法に侵害し、社会的評価を低下させる行為。刑法では名誉棄損罪が規定され、公然と「事実」を示し、名誉を棄損した場合は「事実」の有無にかかわらず、3年以下の懲役や禁固、または50万円以下の罰金が科せられる。被害者の告訴が必要な親告罪。民事訴訟では民法に基づき、損害賠償や謝罪広告などを求めることができる。ただし公表された「事実」が真実であったり、虚偽であっても真実と信じた相当の理由がある場合、公共の利益にかかわり、公益目的の場合は違法とはならない。
CM(0)
幸福の科学大川総裁を妻が提訴 「宗教行為で名誉棄損」
2011/02/24 22:07 【共同通信】
宗教法人「幸福の科学」(東京)の大川隆法総裁による信者向けの発言で名誉を傷付けられたとして、妻きょう子氏が24日、大川総裁と教団に計1億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
きょう子氏は既に、東京家裁に離婚を申し立てている。
きょう子氏の代理人弁護士によると、教団は昨年秋以降、大川総裁が「霊言」と呼ばれる宗教行為を通じてきょう子氏を誹謗中傷した内容が含まれるDVDの映像をセミナーなどで信者らに見せた、などとしている。
幸福の科学広報局は「神聖な宗教行為への言い掛かり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している」とコメントしている。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000898.html
●もっと知りたい ニュースの「言葉」
名誉棄損(2008年2月29日)個人や法人の名誉を違法に侵害し、社会的評価を低下させる行為。刑法では名誉棄損罪が規定され、公然と「事実」を示し、名誉を棄損した場合は「事実」の有無にかかわらず、3年以下の懲役や禁固、または50万円以下の罰金が科せられる。被害者の告訴が必要な親告罪。民事訴訟では民法に基づき、損害賠償や謝罪広告などを求めることができる。ただし公表された「事実」が真実であったり、虚偽であっても真実と信じた相当の理由がある場合、公共の利益にかかわり、公益目的の場合は違法とはならない。
CM(0)
幸福の科学に賠償請求=総裁夫人、名誉毀損で提訴-東京地裁 [時事通信] 2011/02/24
2011/02/25 00:11 Category:ニュース
幸福の科学に賠償請求=総裁夫人、名誉毀損で提訴-東京地裁
時事通信(時事ドットコム) (2011/02/24-19:20)
宗教法人「幸福の科学」(東京都品川区)の大川隆法総裁に名誉を傷つけられたとして、大川氏の妻が24日、大川氏と教団を相手取り、1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
原告側代理人の弁護士によると、大川氏が2009年10月以降、「霊言」と呼ばれる宗教活動で行った発言が名誉毀損(きそん)に当たるという。幸福の科学がホームページで、「教団財産の詐取を企図した」などと指摘した点も事実と異なると主張している。
妻は他に、離婚を求める訴訟を東京家裁に起こしている。
幸福の科学広報局の話 神聖な宗教行為への言い掛かり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011022400893
CM(0)
幸福の科学に賠償請求=総裁夫人、名誉毀損で提訴-東京地裁
時事通信(時事ドットコム) (2011/02/24-19:20)
宗教法人「幸福の科学」(東京都品川区)の大川隆法総裁に名誉を傷つけられたとして、大川氏の妻が24日、大川氏と教団を相手取り、1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
原告側代理人の弁護士によると、大川氏が2009年10月以降、「霊言」と呼ばれる宗教活動で行った発言が名誉毀損(きそん)に当たるという。幸福の科学がホームページで、「教団財産の詐取を企図した」などと指摘した点も事実と異なると主張している。
妻は他に、離婚を求める訴訟を東京家裁に起こしている。
幸福の科学広報局の話 神聖な宗教行為への言い掛かり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011022400893
CM(0)