- 山口広弁護士「批判的言論を威嚇する目的をもった訴訟について」 [2011/07/30]
- 有田芳生氏 「フライデー事件と幸福の科学の性格」 [2011/07/30]
- [幸福の科学] を丸裸にする!②メディアとして初の内部取材! 「幸福の科学学園」をリポート=SPA!2010/06/29 [2011/07/29]
- [幸福の科学] を丸裸にする!①さらなる躍進を狙うも、信者がついてこない実現党=SPA!2010/06/29 [2011/07/29]
- 幸福の科学「8億円損害賠償請求」無残な敗訴=週刊現代2001/07/21 [2011/07/24]
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- 学園と住民、建設巡って平行線=市内に予定の幸福の科学学園関西校 [滋賀報知新聞]2011/07/14 [2011/07/21]
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山口広弁護士「批判的言論を威嚇する目的をもった訴訟について」
shigaooginosato さんが 2011/07/28 にアップロード
http://youtu.be/MD-zAsnoCj4
「仰木の里まちづくり連合協議会(略称:まち連)」が滋賀県大津市で7/10に開催した緊急学習会「宗教教育と幸福の科学の実態について」の中で用いられたビデオ講演映像です。過去に発生した「威圧を目的とした裁判」について説明がなされています。
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有田芳生氏 「フライデー事件と幸福の科学の性格」
shigaooginosato さんが 2011/07/29 にアップロード
http://youtu.be/824Zv8mbdgs
「仰木の里まちづくり連合協議会(略称:まち連)」が滋賀県大津市で7/10に開催した緊急学習会「宗教教育と幸福の科学の実態について」の中で用いられたビデオ講演映像です。過去に発生した「フライデー事件」を中心に説明がなされています。
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[幸福の科学] を丸裸にする!②メディアとして初の内部取材! 「幸福の科学学園」をリポート=SPA!2010/06/29
『SPA!』2010.6.29
[幸福の科学] を丸裸にする!
メディアとして初の内部取材! 「幸福の科学学園」をリポート

幸福の科学が今年4月、栃木県那須市に学校を造った。その名も「幸福の科学学園」。小誌取材班はこの全寮制の中学・高等学校に、メディアとして初めて内部を取材することになった。
JR那須塩原駅を降り、シャトルバスに乗り込む。斜め前の席には中学生らしき少年が同乗していた。マンガを読んでいるが、『ワンピース』などでなく、大川総裁の伝記マンガなのはさすがといったところか。そうして揺られること数十分。着いた場所は人里から離れた山奥だった。
「那須精舎」という教団の礼拝・研修施設の30万坪という広大な敷地内に学園はある。敷地内には金ピカの大ストゥーパ(仏塔)や講堂、納骨堂なども林立し、まるでタイなどの仏教国にいるかと錯覚しそうだ。
一方、校舎に目を移せば、こちらの建物は精舎とは打って変わったパルテノン神殿風の建築物。総工費約66値円という校舎は3階建てで、教室のほかにパソコン室や図書館、コンビニに室内プールまである。そのコンビニでは大川総裁の伝記がしっかり売られていた。あの少年もここで買ったのか。校内に関しては、各所に設えられた祭壇を除けば、正直、宗教色は感じられない。
茶髪もミニスカもOK! 実は自由な校風?
初年度に入学したのは、中学1年生77人と高校1年生119人の男女。出身は全国各地からで、全員が寮生活を義務づけられている。だが、泉聡彦理事長(下写真)も「人里離れた場所でスパルタ教育が行われていると思われがちですが、自由な校風ですよ」と話すように、茶髪の生徒がいれば、ミニスカ制服もOKと、生徒たちから堅苦しさは感じられなかった。
「ただし、それぞれの異性の寮に侵入したら即退学となっています。校則といえばそれくらいですね」(泉理事長)
しかし、勉強面はなかなかハードなようで、授業時間も公立校に比べ、英語や数学は倍以上、その他の科目もかなり多めに設定されている。さらに寮でも毎日2時間の補講が義務づけられているというから、かなりきつめのカリキュラムだ。
「本校は『社会に貢献できるりーダーの養成』という目的で設立されましたので、当然、勉学には力を入れています」(同)
現在在籍している生徒たちは全員、現役信者の子弟か信者だが、非信者であっても入学が認められている。
「もちろん、信仰に基づく宗教科の授業は必修ですが、入学した後でも、子供に入信の義務はありません」(同)
また、一部報道では学園設立のキッカケとなったのは、大川総裁のご子息がイジメに遭ったためだともあったが、『もともと設立計画があったところに、イジメがあったので総裁が日本の学校の現状を憂えて、開校を早めた』(同)というのが事実らしい。ちなみに、大川総裁の次女も学園に在籍しているとのこと。
「だから、もし自分に都合のいいように学園のことを総裁に報告しようとしても、きっと彼女から筒抜けでしょうね。結果が出るのは最低でも3年はかかりますし、総裁からも『保護者の方の話は3年問は黙って聞きなさい』と言われているんですよ」
そう苦笑いする理事長と別れ、学園をあとにした。
だが最後に疑問が一つ。そんな学園に対して周辺住民の反応はどうなのか。駅周辺で聞き込みをしてみると、「そんな施設あったの?」「知らなかった」など存在を知らない人が多い。学園の認知度についてはこれから、というところだろうか。幸福の科学では、'13年に関西地方に中学・高等学校、'16年には千葉県に大学の新設を予定しているという。

[p25]
一日修行体験! 信者たちの実態に迫る

都営地下鉄泉岳寺駅から歩くこと数分。地上6階、地下2階の施設「幸福の科学・東京正心館」が目に入ってくる。異様な雰囲気と威圧感に圧倒され、「どうにでもなれ!」と半ばヤケクソ状態で単身飛び込んだ。「よく(施設に)入れましたね。恐くなかったですか?」と迎える女性受付。なんでもマスコミが体験取材をするのは初めてとか。編集部から「信者の気持ちを知ってこい」と命じられた私は、こうして研修(修行)会場の「展望瞑想室」へと向かったのである。
今回体験したのは「人間関係調和の瞑想」(研修奉納代3万円目安)という修行。「関係を修復したい」と思う苦手な人物を一人思い浮かべながら、DVDでの大川氏の法話を聞き、誘導に従い瞑想する。参加者は9人ほど。平日ということもあリ主婦や年配の女性の姿が目立っていた。開始早々、参加者は祭壇に向かって祈りの言葉を一斉に唱え始める。私も噛みまくりながらもなんとか復唱した。
第一段階の法話が終わり、みんなが目を閉じて一心に瞑想するなか、こっそリ目を開けると……テレビでは目をつむり、手をグルグルと回す大川総裁の姿が。「プッ!」。その姿に思わずドッキリしてしまった。
いまいち集中しきれない私と信者との温度差は広がるばかり……と思われたが、繰り返される瞑想のなか、突如不思議な感覚に包みこまれる。人の気配もない、音もしない、体が宙に浮いたような不思議な感覚。「呑まれかけているのか!?」と単純すぎる自分にあきれながらも、4回の瞑想・法話を繰り返し、1時間半に及ぶ研修体験はこうして無事終了した。
修行が終わると、グッタリする私を尻目に、「今日も最高だった~」「素晴らしかったね!」などと話しながら会場を後にする参加者たち。そこで、ベールに包まれた"一般信者の声"を聞いてみた。
「普段は近所の支部で祈願や悩み相談、自殺防止キャンペーンを行っていますよ」
そう話してくれたのは信仰歴10年以上で29歳主婦のMさん。主な活動としては、政党活動(電話勧誘や街宣活動)、地域の清掃活動、朝晩のお祈りなどがある。ノルマは一切なく、自分の生活に合わせて自発的に活動しているそうだ。
そうして談笑していると、いつの間にやら信者数人に囲まれ「参加してどうでした?」「何か感じた?」と、もの凄い勢いで逆質問攻めに。帰り際、持参したノー卜に目をやると、いつの間にか苦手な人物への反省の弁と自己反省の言葉がぎっしりと並んでいた。

[p24]
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[幸福の科学] を丸裸にする!①さらなる躍進を狙うも、信者がついてこない実現党=SPA!2010/06/29
『SPA!』2010.6.29
昨年の衆院選大惨敗にもめげず、今夏の参院選にも幸福実現党は第一党を目指し大量出馬。本気なのか!?
[幸福の科学] を丸裸にする!
昨年の衆院選で惨敗を喫し、「政治へ行くなという神からの言葉」(大川総裁)と、国政からの撤退もほのめかした幸福実現党だが、今夏の参院選にも参戦してきた! 同党、もとい同教団の躍進はあるのか!? そのポテンシャルを探る。
---幸福の科学とは---
'86年10月大川隆法総裁により設立。本尊「エル・カンターレ」を祭り、関連施設は国内9637か所、海外にも60か所を持つ。信者数は公称1200万人(海外信者を含む)。教団を頂点に「幸福の科学グループ」を形成し、'09年5月には幸福実現党を結党。第45回衆院選挙に参戦し、話題を呼んだ。

さらなる躍進を狙うも、信者がついてこない実現党
いよいよ参院選が始まろうとするなか、'09年夏の衆院選で、ある意味、民主党よりも目立っていた幸福実現党が戻ってきた。今回はドクター・中松氏も含む、24人を国政に送り込む構えだ。
振り返れば前回の衆院選は、大川隆法総裁を含む337人を乱立させ、107万票を得ながら全員落選、供託金約11億円は没収という歴史的大惨敗を喫したばかり。公称では信者数約1000万人の同教団なだけに、「なぜ一人も当選させられなかったんだ?」という疑念すら湧くが、同党の石川悦男党首は次のように答える。
「実は、前回は信者さんからも『なんで政治に?』との反発が多く、組織固めが十分でなかったのです。今は勉強会を通して周知を図って、票を固めています」
100万票は本当の実力ではないということか。もともと、同教団の公称信者数1100万人という数字を疑う声は多く、「前回選挙の比例区得票数約46万こそ真実だろう」とする意見もある。だが、党首の話を信じるならば、さらに信者数は多いということになる。
「日本の政治に一本の精神的支柱を立てたいというのが我々の願い。国難の今だからこそ新しい国づくりが必要」(石川党首)
そう主張する同党の政策に対しては、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏も「案外、まともなことを言っている」と話す。
「政策は『政調会』で立案していますが、元は総裁のご意見。景気対策などをわかりやすく国民へ発信したいです」(石川党首)
どうやら意気込みはマジだ。
ついに現職議員誕生。ハデな選挙活動も継続
その本気度を裏づけるかのように、実現党は5月、現職の参議院議員で元「改革クラブ」の大江康弘氏の入党を発表。ちゃっかり議席「1」を実現してしまった。その大江氏が言う。
「昨年の総選挙後、幸福の科学シンパで、私の支援者でもある人物を通じて実現党の林幹事長と会った。その後、舛添さんが自民党を抜けて『改革クラブ』に入党したわけですが、私は彼のやり方に納得できなかった。その頃、林幹事長らから声がかかったわけです」
ちなみに、大江氏は教団の教えに対し「(霊言に)驚きと畏れをもって受け止めています」と語るものの、まだ信者ではないとのこと。
現職議員を大胆にヘッドハントする一方で、昨年に展開したような異色な選挙活動も忘れていない。今年4月には若い美女信者を大量動員し、JR新橋駅前で「サラリーマンの皆さん、発泡酒でなくプレミアムモルツが飲める社会をつくりましょう!」と街頭宣伝を繰り広げた。

また、同党や教団の広報戦略の柱となっているのは、なんといっても書籍の発行だろう。教団を頂点に形成される幸福の科学グループには「幸福の科学出版」という出版社があり、大川総裁の関連著書を次々と発行している。同社が発行する雑誌『ザ・リバティ』編集長の里村英一氏は「仮に講演会や勉強会が地上戦なら、本は空軍部隊のような役割」と語る。
「'86年に宗教法人として設立される1年前に、すでに総裁は最初の霊言集『日蓮聖人の霊言』を出され、当時、多くの方がそれを読んで入信しました。本による啓蒙は伝統といっていいでしょう」(教団広報局)
最近では、坂本龍馬の霊が大川総裁に降霊し、発した言葉を記録した『龍馬降臨』を発行し、話題を呼んだ(ちなみに坂本龍馬は同党の応援団長なのだという)。その後も次々に新刊を発売し、選挙が近づいた今月は、なんと1か月間で「11冊の霊言集が出る予定」(同)というから、出版不況もどこ吹く風だ(霊言の内容については上図を参照)。
そうして広報ツールとして活躍すると同時に、その売り上げは"供託金約11億円を取られてもビクともしない"強固な財政基盤をも支えているのではないかと目されている。大川氏関連の書籍には、発行部数20万部を突破するものも多く、信者のバイブルと言っても過言ではない。『法シリーズ』などは累計4000万部の大ベストセラー。1冊2000円として、これだけでも80億円の売り上げだ。さらに出版以外のお布施や講義代など、ほかの収入も加えれば、月に数十億円の資金が入るという説すらあるが‥‥。
実はカネがない!? 教団はリッチでも党は借金まみれ
教団が強大な資金力を持つとすれば、イコール実現党も巨大政党並みの資金を持つことになるのではないか。だが、そのような疑問に対して、同党広報局はこう否定する。
「とんでもない。そもそも本の売り上げがそのまま選挙資金になるという前提が誤り。教団と出版社、政党は別組織なので、丼勘定で運営していたらすぐ国税局から注意されてしまいます」
つまり、法人から政治団体への寄付は政治資金規正法によりできないため、書籍の売り上げが実現党へ無尽蔵に流れることは法的に無理なのだという。
「教団からはあくまで貸し付けという形で一定金額が移動するだけ。だから今、党は莫大な借金を抱えている状態です。ただ、これもいつまでも返済しないと寄付という形になり、法律上問題になるのでまさに青息吐息です。そのうち収支報告書が公表されるので、それを見れば明らかですよ」(広報局)
また、リバティ編集長の里村氏もぼやき気味に言う。氏は昨年の衆院選では、鳩山前首相の選挙区である北海道6区に、「急遽出馬した」(里村氏)という、異色な経歴の持ち主でもある。
『ハデさに隠れがちですが、ハッキリ言って、貧乏選挙ですよ。街宣車のスピーカーひとつをとっても、普通なら8つは要るところが3つか4つしかない。しかも安いやつ。『なんでそんなボロいの使ってるの(笑)』と、よその党の人から笑われたこともあります」
正確な資金の流れはいまひとつ不明だが、とりあえず外から見えるほど潤沢なわけではなさそうだ。
「前回は国民に国難を告げ、知らせるためにすべての選挙区で擁立する必要があった」(広報局)という同党が今回は候補者を絞った背景には、そういった理由があるのだろう。
堅実化する党の方針。躍進はあるのか!?
それらを踏まえ、同党が議席を獲得することはありえるのか。
「もしかすると1議席なら」と言うのは、前出の政治ジャーナリスト、鈴木哲夫氏だ。
「前回の獲得票数が比例区で約46万票。選挙区と合わせて107万票という実績があります。参院選で、例えば信者票を50万程と仮定しても、一人が一人を連れてくれば100万。今回は第三極に注目が集まっている選挙なので、たくさんの自称第三極政党の中の選択で多少は浮動票が流れるかも。つまり数字上では議席獲得の可能性がないとは言えない」
だが一方で、選挙プランナーの松田馨氏は「まず無理だろう」と分析する。
「恐らく、彼らには団体として気味悪がられている自覚はないでしょう。もし、その自覚があるなら宗教色を完全に消すとか、もっと現実的な戦い方をするはずです。選挙というのは当然、頑張れば票が取れるというものではない。そこには必ずプロの戦術が必要になりますから」
また、同様に懐疑的なのが、『葬式は、いらない』(幻冬舎)などの著作で知られる、宗教学者の島田裕巳氏だ。
「あそこの信者さんたちはどちらかと言えばスピリチュアルなものに興味をもつので、教団の政治介入なんか求めていないと思います。よく、『公明党のようになるか?』という話も聞きますが、創価学会が会員を増やせたのには、当時の時代的背景が大きい。現代の日本で、幸福の科学が爆発的に信者数を増やせるかは正直、疑問です。『それでも選挙をやりたい』と言うならば、いっそのこと党と教団を分けて、政教分離でいったほうがいいのでは?」
だが、石川党首は次のように主張する。
「第三極? 私たちが目指すのは、あくまで第一党です。政教分離もありえない。宗教が国を救うには経済も国防も具体案を持っていて当然。なにも矛盾しません」
あくまで”王道”で国政に風穴を開けようとする幸福実現党、そして幸福の科学。茨の道が待っていようが、その信念がブレることはなさそうだ。

取材・文撮影/ 浮島さとし 牧隆文 青山由佳 写真提供/「やや日刊カルト新聞」
[p22-25]
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幸福の科学「8億円損害賠償請求」無残な敗訴=週刊現代2001/07/21
『週刊現代』2001.7.21
ジャーナリズムの現場から 第254回
幸福の科学「8億円損害賠償請求」無残な敗訴
───裁判所は「(幸福の科学の)提訴は言論威嚇目的」と厳しく断じた。勝訴した弁護士に聞く───
6月29日、東京地裁(土屋文昭裁判長)は宗教法人「幸福の科学」(大川隆法代表)をめぐる裁判で、言論の自由を保障するという観点から大変意義深い判決を下した。
経緯は、以下のようになる。
①'96年12月25日、第二東京弁護士会の山口広弁護士が元教団信者の代理人として教団側に損害賠償を求める民事訴訟を起こした。
山口弁護士は『カルト宗教トラブル対策』(共著・教育史料出版会刊)などの著書もあり、これまで宗教関連裁判に多くかかわってきた。
②そのわずか2週間後の'97年1月8日、教団側はさっそく山口弁護士を相手に総額で8億円の賠償を求める訴訟を起こした。
「虚偽の事実を訴えた訴訟と会見で名誉を傷つけられた」
というのがその理由だ。
③これに対して山口弁護士は「不当に高額な賠償金請求訴訟で精神的損害を受けた」として教団側を反訴、800万円の賠償を請求した。
今回、東京地裁が判決を下したのは、②の提訴と③の反訴についてのものだ。
まず、教団側の8億円の請求については、
「原告幸福の科学は、主に批判的言論を威嚇する目的をもって、8億円の請求額が到底認容されないことを認識した上で、あえて本訴を提起したものであって、このような訴え提起の目的及び態様は裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠き、違法なものといわざるをえない」
として請求を却下。一方、山口弁護士の800万円の請求については、
「被告山口は原告幸福の科学の違法な本訴提起によって甚だしい精神的苦痛を被ったことが認められるので、これに対する慰謝料は100万円と認めるのが相当である」
と、山口弁護士の主張をほぼ全面的に認めたのだ。
「幸福の科学」の完敗である。
今回の裁判に勝訴した山口弁護士に聞いてみた。
───4年半もの長きにわたった裁判となりました。
「通りっこない請求額をふっかけて、被告なりその代理人なリヘの威嚇を目的とした訴訟などあってはならないことです」
大川代表のメモに記された「狙い」
───'96年12月に山口弁護士が教団を提訴した直後に、教団側から8億円の損害賠償請求訴訟を受けているんですね。
「内訳は、私と依頼人の双方に対して教団から7億円、それに教団幹部の二人から5000万円ずつで合計8億円。要するに、『幸福の科学』に刃向かう者は弁護士だろうとだれだろうと許さないという意思表明としか思えませんでした」
───判決は、訴訟そのものが批判的言論への威嚇だとしていますが、訴訟以外の威嚇はありませんでしたか。
「一般全国紙に教団の雑誌の広告をのせて、そこで"ずさんな冷汗商法、山口弁護士の体面"などと私を誹膀したり、私とともに教団を訴えた元信者の元に、私たちを中傷する内容のチラシが送りつけられたりといったことがありました。
───裁判のポイントは、どんな点でしたか。
「尋問の対象となったのは、私と依頼人の元信者、それに教団の幹部の3人だけ。主な争点は、教団の代表者大川隆法氏本人を証人採用しろ、というわれわれの主張に、教団側がその必要はないと主張したところでした。そんななかで、教団内部向けに書かれた大川代表直筆の文書が私に匿名で送られてきたので、それを証拠として提出したのです。そこには、今回の訴訟における教団側の狙いが記されていました」
その文書には、たとえばこんな内容のメモが含まれている。
横書きのリポート用紙に'95年1月10日の日付入りで、〔対S(創価学会)対策〕と題したメモには、こうある。
〈地上兵力を動員しての白兵戦は、敵に利があるので極力避ける。(電話、FAX、大勢をくり出しての威迫、抗議集会、戦闘用の出城づくり、警備要員の採用、武器まがいのものを用意することなど)〉
また、同年3月9日のメモには、〔オウムの件〕と題した次のような記述があった。
〈民事の名誉毀損で当会を訴えてきた場合。
→相手の10~100倍の額の名誉毀損で訴え返す。相手は弁護士1名限りなので、当方は東京、大阪等2つ以上の場所で提訴することもありえる〉
いずれのメモにも、大川代表のサインが入っていた。
───メモには確かに大川代表のサインが入っていますが‥‥。
「代表本人が書いた、と教団側も証拠として認めています。オウム真理教を対象にしたメモには、訴訟について"相手もブラフ(おどし)なので、当方もブラフとして使えばよい"とも書かれていました。今回、裁判所は、教団は大川代表の意向を受けて訴訟していると認定しているのです」
───文書が大川代表の直筆であると、教団側がよく認めましたね。
「先方は、なんとしても大川代表を法廷に出したくなかったようです。もし先方が、文書は大川代表の直筆でないと主張したら、こちらの大川代表の証人申請が採用されたかもしれません。依頼人の元信者も大川代表の筆跡はよくわかっていますから。別件でも、大川代表の証人採用を申請したら教団側が突然和解を言い出したケースもあったと聞いています」
───ところで、「幸福の科学」という教団を、どのように感じましたか。
「教団に批判的な発言や活動に、かたくなに過剰反応し続ける点てとても特異だと思います」
320人もの弁護士が動いた
判決文にはこうある。
〈特に本訴が献金訴訟(①の訴訟=編集部注)の提起からわずか2週間程度の短期間で提起されていることを照らすと、本訴提起の主たる目的は、献金訴訟を提起した被告及びその代理人である被告山口各個人に対する威嚇にあったことが認められる〉
───山口弁護士は、統一教会がらみの訴訟などを長い間のライフワークにしていますが「幸福の科学」の問題点はどんなところにあるのでしょうか。
「少しでも『幸福の科学』に批判的な言論を展開しようとした者には名誉毀損の訴訟を起こして威嚇する。現実に自分たちの集団を提訴した者はその弁護士まで訴える。こんなやり方がまかり通ったら、弁護士だって圧力を感じてこの種の団体の被害者の代理人になることを躊躇するようになります。そんなことがあってはならない。ですから、今回は320人もの弁護士が、一緒にやるから、と私に反訴を起こすようバックアップしてくれたんです」
───320人の弁護団……。
「日弁連の土屋公献元会長を弁護団長に、霊感商法問題の訴訟を一緒に担当した仲間や同じような問題に取り組んだ大勢の弁護士たちが私の代理人になってくれた……。これはもう山口個人の問題ではない、他人事ではない、という危機意識が、これだけ大勢の弁護士を動かしたのです」
このような高額訴訟がまかり通れば、巨額な資金を持つ宗教法人や政治家・政党などへの批判が困難になる。
今回の山口弁護士の勝訴は、日本の社会の自由な言論が保障されたという意味で大きな判決だった。
一方、敗訴した「幸福の科学」側は本誌の取材に対して、次のような回答を出した。
「8億円の訴額が過大とは言えません。山口氏が杜撰な弁護士業務で『信教の自由』を侵害したことは、本件提訴の発端となった訴訟(①の訴訟)における当会勝訴の確定(昨年1月20日東京高裁)で明白であり、かつ、当会の名誉は、信仰心を著しく傷つけられた圧倒的多数の信者の総意によって構成されていることが、考慮されるべきだからです。さらに、『言論の自由』は本来、公権力からの自由であり、個人や団体を中傷する自由ではありません。高額提訴が言論の自由を抑圧するというのが、教養不足による誤解であることは、言論の自由大国のアメリカで、名誉毀損にしばしば億単位の賠償額の判決が出ることで明白です。日本の裁判所も、名誉毀損の被害を実質的に救済すべきです。本判決は、全くの不当判決であり、即刻控訴します」(幸福の科学広報局)
名誉毀損における高額賠償請求訴訟では、日米の訴訟システム上、大きな違いがあり、単純に比較して論じることは妥当ではない。これについては、いずれ当欄で紹介する。
自分を批判する相手にその支払い能力をはるかに超える巨額な賠償金を請求するという行為は、自由な言論活動を抑圧するものだ。
高額請求訴訟により、批判的な言論を封じようとした「幸福の科学」の姿勢に、裁判所は厳しい判断を下した。今回の判決は、常識的にみれば、極めて妥当である、と本誌は考える。 (この項終わり)
[p177]
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信者に訊いた! あなたの年間費用はいくらですか?=宝島2010/05
『宝島』2010.5
「ニッポンの新宗教!」から ──信者に訊いた! あなたの年間費用はいくらですか?
幸福の科学信者 入信5年目のAさんの場合 [48歳・男性・教員]
※あくまでも一例であって、平均コストではありません。また決められた会員以外はすべて信者の任意
① 植福(布施) 1,2000円
(1口月額1,000円からの口座引き落としの寄付。10,000円以上の植福に入ると大黒天信者と呼ばれ尊敬される)
② 学園植福 100,000円
(幸福学園への寄付。任意)
③ 支部祈願料 20,000円
(1回5,000円×4回分。「経済繁栄祈願」「悪霊撃退祈願」を各2回)
④ 精舎祈願料 30,000円
(1回分。精舎で行われる特別な祈願。「英会話ベラベラ祈願」「ダイエット祈願」などがある)
⑤ 秘法代 300,000円
(1回分。格上の精舎で月10回ほど行われる特別祈願)
⑥ 研修費 160,000円
(30,000円×2回分 / 50,000円×2回分。宿泊費込)
⑦ 大川総裁講演会参加費 30,000円
(10,000円×3回分)
⑧ 経典菩薩費用 180,000円
(菩薩とは、教団に対するさまざまな寄与。大川隆法氏の1,800円の新刊経典を100冊まとめ買いした)
計 832,000
※各金額や行事の回数などの規定は一定しておらず、時折変動する.
* * * * * * * * *
入会金はゼロだが、セミナーや布施での出費あり!
入会金はゼロ。手続きを済ますと、教典を購入し、各地の精舎で月に12回ほど行われる研修(任意参加)へ誘われる。1泊2日の30,000円(宿泊費込み)から。研修には組織の結束を固める重要な役割もあるが、そこで会員同士が交流を深めることも多いという。
研修内容の一例を挙げると、教室で信者たちは「公案」と呼ばれるお題を一つ与えられ、じっくり考えた後に頭で整理しノートに書き留めていく。講師の採点は一切ない。一同の前でお題について説明するだけだ。講義は一つのお題につき約30分。これが休憩を挟んで3回ほど繰り返される。信者にとっては思考訓練の場ともいえる。同時にお布施(任意)を勧められるが、1件につき100,000円以上のお布施も珍しくないという。運が向くと「現世利益に反映された」、ダメなら「来世で幸福になるための積み立て金」という認識で、以後、熱心に布施を続ける者もいる。
[p58]
※この記事執筆者は不明ですが、山田直樹氏・藤倉善郎氏・やまだおうむ氏がいくつかの教団信者を取材した一部です。
CM(3)
私はこうしてハマり、こうして辞めました=実話ナックルズ2011/02
『実話ナックルズ』2011.2
宗教裏白書・脱会信者たちの告白 取材・文 藤倉善郎
私はこうしてハマり、こうして辞めました
幸福の科学信者─── 山本聡子(仮名・38歳)
元々のオカルト好きが昂じ、本で読んだ大川隆法の「霊言」に触発されて入信。だが、加熱する選挙活動に嫌気がさし今年1月に離脱。自営業
「自分が信者だって宣伝するような選挙のビラ撒きなんてやってられない」
幸福の科学に入信したのは、知人から大川隆法の著作を勧められたのがきっかけ。もともとオカルトというか、月刊誌『ムー』みたいな不思議な話は好きだった。だから大川隆法が霊の言葉を語る「霊言」に興味を持ったんです。
教団の支部に誘われ、大川隆法の講演ビデオや、信者向けに出版されていた霊言の本を読むようになって、そのまま入信しました.意外とお金はかからなかった、月に1回くらい、研修や祈願に行って数万円のお布施をしたり、本を10冊程度買うくらい。田舎の小さな支部だからか、とてものんびりしていて居心地がよかった。
幸福の科学の書籍は、霊言の本だけではなく、大川隆法が直接教えを説いているものもある。それを読んでいるうちに、仏法真理を学びながら正しい心の探求をすることの価値に気付いて、オカルトヘの興味ではなく宗教的な向上心も芽生えてきました。
でも、09年の衆議院選挙以降、全てがぶち壊しですよ。いきなり幸福実現党を作って、会員を選挙活動に駆りたてる。大川隆法の講演でも支部の幹部の講話も、宗教的な教えではなく政治的な話が多くなった。駅前で政党のビラ配りをやらされるんだけど、これじゃ近所の人たちに自分が信者だということを宣伝しているようなもの。ちょっとやってられなくなって、去年の終わりに脱会しました、その後、幸福実現党は参院選にも出たりしていたし、いまは大川隆法が夫婦ゲンカで離婚寸前の大騒動。とっとと辞めてよかったと思います。
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「まち連」幸福の科学学園に関する緊急学習会の感想=マキシマス
『やや日刊カルト新聞』
「幸福の科学学園幹部が敵対宣言!「反対派住民は最強最大の敵」 コメント欄より、
読者マキシマス氏の投稿。
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その1)
この日の学習会に参加したひとは、ほとんどが深い感動を覚えたんじゃないだろうか。
それどほすばらしかった。
午前中は、法教育学の教授の講演とその後、脱カルト活動をしている元カルト信者との対談。
法教育学の教授の話で印象的だったのは、「学校教育法第一条に定める学校は、幼稚園から大学までの学校。伝道者養成を行う学校は各種学校であって<一条校>ではない」という指摘。
なるほど!!
那須校の実態は、探求創造の授業でも伝導する方法などを具体的に教えているらしいので、「一条校」としての認可は法律的にも微妙なのでは。
やっぱり、栃木県は文部科学省といっしょに調査に入るべきと思った。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:19
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その2)
法教育学の教授と元カルト信者の対談。この元カルト信者は法衣で登場。僧籍があるとか。まずそれにびっくり(゜∀゜)
林副理事長は、仰木の里の問題は「宗教」対「左翼」の闘いだと言っていたが、これを見たら頭から煙が出て思考回路が止まってしまうんじゃないだろうか。それとも「宗教」対「左翼宗教」なんて言うんだろうか。
この元信者の言葉はひとつひとつが重かった。
成人してからカルト教団に入信した人は、脱会すれば元の自分に戻れる。しかし、信者の子どもとして生まれた二世には、何の疑問もなく親が行う宗教活動を「事実」として認識する。信仰に疑問を感じて脱会しようと思っても、「戻る場所」がない。
もしカルトの間違いに気づいたとき、大人の信者よりさらに深刻な不幸が待ち受けている。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:21
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その3)
法教育学者はこう言っていた。日本では基本的に子どもの教育権は親にある。ただ、子どもの意志能力が発達段階によって認められるときもある。しかし、それがオウムの時のように麻原のものとでしか生活していない子どもは「麻原が好き」といってオウムを自ら選ぶ者もいる。子どもにとって比較の対象などない。
熱心な信者の親は子どもの将来の幸福など客観的に考えられない。二世信者として生まれる子ども。将来「戻る場所」がない子ども。若い脳細胞に刻み込まれる運命。日本の最もグロテスクな所はそこなのかもしれない、と思った。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:22
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その4)
午後は藤倉さんの報告から始まった。
大川総裁先生が生まれてから今日までの教団グループの歩みが紹介された。とても淡々と事実のみが話された。途中、霊言のビデオがあった。大川きょう子の公開霊言だった。母や親に扮した父親と実の子どもが「あんたこそ、死ねばいい」などと応酬していた。
この公開霊言はほんとうにあったんだ!!!
総裁先生の女の子は笑いながら、母親(父親が悪魔を演じる)を罵倒していた。それを全国の信者が見ていたのだ。疑問を持たないのだろうか? これは明らかに「異常」だと。
私にはたくさんの死体と見るよりグロテスクな光景だった。
これはこの教団はもうおしまいだと思った。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:23
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その5)
次は有田芳生参議院議員の10分くらいのインタビュービデオ。
よくこんなもの撮影できたなあ、というのが正直な感想。
約20年前、最初、有田氏は急成長する清新な宗教を科学的に取材しようとしていたそうだ。そこにフライデー事件が起きる。それから教団の姿が豹変する。
講談社への電話・ファックス攻撃が全国から起きる。デモ行進をして「こんな会社潰れてしまえ」とシュプレヒコールする信者たち。
最近、有田氏は大川きょう子さんにもインタビューしたらしい。しかし、話が通じる人ではなかった。大川総裁先生に魔が入っているのでああいう態度なのだという。まるで話が通じない。教団の熱心な信者はそういう精神構造になってしまうのだろう、ということだ。
仰木の里で住民説明会を拒否して、こっそり学校建設、学校設置手続きを進める異常さは変に納得できた。
でも仰木の里の問題は、教団にとっても、いまのままカルト宗教の道を歩むのか、それとも一般宗教の道に変わるのかは問われている。すべて世論が決め手になるのではないかとのことだった。昔、創価学会が伏服大行進という異常な布教活動を世論によって、転換したことがあるそうだ。
へえー、そういう考えもあるのかという感じだった。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:25
※註:「伏服大行進」とあるが、「折伏大行進」のこと。日蓮正宗の信徒団体だった創価学会が、「国立戒壇」を目指して全国で大規模な布教活動をしていた。
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その6)
次は山口広弁護士。教団から8億円のSLAPP(恫喝訴訟)されて、果敢に反訴し、勝利した弁護士だ。その概要はこれまでの説明通り。勝訴の要因は、正当な弁護活動が脅かされると日弁連が200人以上の弁護団を組織したことも大きかったらしい。
山口弁護士は教団のことを「ハリネズミ」のような団体の性格をもっていると言っていた。
また、学校をつくることにてついて、6年間「純粋培養」で社会から隔離した状態で信者養成をする危険性について述べていた。オウムが上九一色村に籠もったことと似ているのだ。
仰木の里へのメッセージもあった。みんな一つになって大胆にかつ慎重に頑張ってほしいと。
われわれのヒーローに見えた。あの頭髪の薄い中年おやじ、日本一かっこいい弁護士だ。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:26
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その7)
次に元信者からのメッセージが読まれた。
脱会には精神的な苦悩が大きかったが、「失敗から学ぶこともある」という教義は正しかったので、悪いことばかりではなかったと言っていた。
腐った教団幹部もいるが、信者のなかには普通の人もいる。でも疑問を持たされないようにしている。それで脱会できない。でもそこで青春の時間を過ごす人もいる。
でも教団に完全に愛想が尽きると、今度は別の問題が出てくる。「今まで信じてきたのは何だったんだ」という虚脱感と、「これから何を信じて生きていけばいいんだ」という絶望感。これが怖くて疑問を持っても真実を知ろうとしない信者も多いとか。
信者を差別しないでほしいとも訴えていた。
メッセージが読まれたあと、拍手が鳴り止まなかった。長い長い拍手。
カルトに入信すること以上に脱会が難しいことを感じるメッセージだった。
マキシマス(続く)
2011年7月12日7:28
● マキシマス さんは書きました...
7月10日仰木の里の緊急学習会で感じたこと(その8)
最後は大川総裁先生の生誕の地でまだ反対運動をしている人の報告があった。
このことはあまり書かないことにする。問題があるといけないから。
でも何か問題があったら、こちらの弁護士グループが助けに行くことになったとも聞いた。あの地と仰木の里がつながった瞬間だったと思う。
勇気あるそのに多くの拍手があった。帰り際にその人に握手を求める仰木の里の住人が何人もいた。
とても感動的な学習会だった。
マキシマス(震えて、しばらく席から立てませんでした)
2011年7月12日7:29
● 匿名 さんは書きました...
先日の学集会を聞きました。
そこで、私は幸福の科学が徳島県川島町の近隣住民を不幸にしているとはじめて知りました。
私は、宗教を信じるも信じないも自由と思います。
しかし、宗教家が周辺住民に迷惑をかけてしまうと、良いものも悪く見えます。
川島町では、特に嫌がらせと、迷惑行為をしていると思いましたし、ここでも同じことがおきるのかと思うと、とても不安です。
川島町の方が今までの実体験を話していただことにより、教団の実態を知ることができました。
教えていただいて、ありがとうございました。
学集会に参加してよかったです。
最後に私の感想は、この教団はかなり危険だと感じました。
2011年7月15日1:41
仰木の里まちづくり連合協議会HPへ
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学園と住民、建設巡って平行線=市内に予定の幸福の科学学園関西校 [滋賀報知新聞]2011/07/14
学園と住民、建設巡って平行線=市内に予定の幸福の科学学園関西校
滋賀報知新聞 平成23年7月14日(木)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0008020
◇大津
幸福の科学学園関西校(大津市仰木の里東二丁目)の建設計画を巡って予定地周辺では、平成二十五年度開校を目指す学園側に対して、周辺十自治会による連合協議会が計画の白紙撤回を求め、仰木の里学区自治連合会が調整に乗り出す問題に発展している。【高山周治】
対話かみ合わず説明会は中断
10自治会が建設反対の連合組織
■住 民■
十日、大津市北部地域文化センターで開かれた建設反対集会。「行政が学園建設は法的に問題ないとする中で、住民運動で世論に問いかけたい」。主催者側の呼びかけに、詰め掛けた住民二百人は賛同する拍手を次々と送った。
この計画は同学園が、独立行政法人・都市再生機構(UR)から約二十億四千万円で購入した土地約七万九千平方メートルに、中高一貫校(定員=中学二百十人、高校三百人)を建設するもの。
これに対して地元では「閑静な住宅街にふさわしくない」として昨年十二月、有志による建設反対の団体が結成され、運動が広がった。さらに今年四月には、反対決議を表明した八自治会を含む予定地周辺の十自治会が、仰木の里まちづくり連合協議会を発足させ、組織を拡大した。
県と大津市へ要望活動を行い、県に対して学校の許認可を検討する私学審議会を開く場合は公聴会の実施を、大津市には建設地は地滑りの危険性があるとして一定の規制をかけるよう求めている。
■学 園■
一方の学園側は昨年十月下旬の土地購入後、地域単位の説明会を十数回開いてきた。しかし、「話し合いが難しくなった」として五月下旬から説明会を一旦中断し、今後の再開を模索している。
このような事態に学園側は「幸福の科学学園那須校(栃木県)は、平成二十二年に開校し、近隣住民の皆様とは開校前から良好な関係を築いている。学園関西校(大津市)の計画についての説明会を延べ十数回行ったが、一部の住民に理解いただけないのは大変遺憾。今後も誠意をもって対応していきたい」とコメントしている。
■行 政■
これに対して大津市は、住民の不安解消と合意形成に向けた環境づくりを求める請願書が、二月市議会で採択された経緯がある。 しかし同市は、基本的に「不安解消の努力はまず学園側にある」と対応に苦慮しているのが実情だ。
また建設予定地の軟弱地盤を指摘する住民要望には、「一定の基準を満たしており、たちまち危険性のないものに規制はかけられない」と否定的だ。
また県は私学審議会の公聴会開催の要望に「公聴会の実施は従来なく、開くかどうかは審議員が判断するもの」と難色を示す。
■自治連■
こう着状態の中で、住民と学園の間に立って調整役を果たそうとするのが、仰木の里学区自治連合会(十七自治会加入)である。自治連内部には、幹部役員と予定地周辺の自治会長でつくる専門部会(十人)を設置した。
しかし建設予定地の四自治会は自治連未加入。このため学区全体の問題として向き合うため、全体集会を八月に開き、学園と県、市、URを迎えることにしている。
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